腰痛の症状や原因とは?痛みを和らげる方法や予防方法を解説
腰痛
腰痛とは?
腰痛とは、簡単に言うと腰の痛み全般を指します。
動けないほどの痛みに見舞われる方もいれば、日常生活に問題がなく、腰を動かす時に軽い痛みや重だるさが残る程度まで様々です。
多くの場合、筋肉に由来する痛みといえますが、関節や靭帯を痛めている方もいます。
また、特に気をつけたいのが、内科的な疾患が疑われるケースです。
ガンや腸の炎症、虫垂炎、膵炎、尿管結石などの影響で腰痛があらわれている方もいます。
動かして痛みが増えず、何をしても痛みが変わらない時は注意が必要です。
原因に心当たりがなく、急に激痛が走ったり、静かにしていても耐え難い痛みを感じるようであれば、すみやかに医療機関に相談しましょう!
腰痛になってしまう主な原因と
メカニズム
二足歩行の人間は下半身で身体を支えています。
骨格によって形成された身体を筋肉で動かしています。
身体を動かす指令は神経を介して伝達され、全身を流れる血液が筋肉に栄養を送り届けています。
このいずれかの働きに滞りや問題が発生すると、下半身を中心にストレスを抱え込むことになり、腰痛の発生リスクが高まります。
特に20代以降、トレーニングなど何もしなければ、筋肉は年に1%ずつ減少するとされます。
そうして身体の深層にあるインナーマッスルにまで衰えが及ぶと、体幹の筋肉がうまく機能しなくなり、真ん中がスカスカな状態となって表層にあるアウターマッスルで身体を支えることになり、さらなる痛みを発生させます。
腰痛の痛みと主な症状
腰痛がひどい場合、立ち上がれない、起き上がれない、歩けないと言った状態になります。
比較的軽い場合は、重だるさ、ハリ、コリなど症状は多岐に渡ります。
深刻なものとしては、脚に痺れや痛み、重だるさに見舞われる、「椎間板ヘルニア」があります。
「脊柱管狭窄症」も脚に痺れなどを起こします。
多くの方が経験していると思われる、急性腰痛症の「ぎっくり腰」では、動けない方から動けるが特定の動作ではズキズキと痛み出す方もいます。
じっとしていても、動いている時も痛みが変わらず継続するようなケースでは、内科系の疾患が疑われますので注意が必要です。
いずれにしても違和感や重だるさなどの不調があるようでしたら、早めの処置が求められます。
腰痛の対処法と注意点
重だるさやハリなどの違和感がある場合、ストレッチや筋トレ(腹筋や体幹)を行ってみましょう。
それだけで痛みの軽減が期待できます。
運動不足や筋力が低下していると、局所的に負担が集中して痛みを招きやすいです。
動作時や立ち上がりにつらさを感じる方は、専門機関へのご相談をおすすめします。
日常生活では、重量物を運ぶ時は中腰ではなく、しっかり膝を曲げてから持ち上げたり、ソファーに深く腰をかけると痛めやすいので、浅めに座るようにしましょう。
痛みが強くて動けない時は、横向きで痛い側を上にして、患部を冷やして安静にしましょう。
素早い対処が早期治癒に繋がりますので、できるだけ早く当院にいらしてください。
腰痛の施術法、即効性のある対処法
腰痛の施術法は様々ですが、もっとも重要なことは原因を知ることです。
原因を明確にできなければ、すべての施術が回り道になりかねません。
そこで当院では、ハイボルトと言う高電圧の刺激による電気療法を採用しています。
高い即効性が期待でき、原因の究明にも役立ちます。
主な効果としては、一時的に筋肉を使いやすい状態にして、痛みや動かしにくい箇所、角度がどの程度変化するのかを検証できます。
そうして得られたデータに基づき、的確に悪いポイントを炙り出し、電気を流したり、筋肉に対してアプローチをかけたり、従来以上に効率的な施術が可能となりました。
早期に痛みを改善したい方には、ハイボルトがおすすめです!
整体が向いている腰痛
整体が向いている腰痛は、ゆがみが出ていたり、痛みや重だるさがあっても、筋肉自体はしっかり(特にインナーマッスル)している状態の場合です。
筋肉がしっかりしていないと、外側をいくら改善しても内側が弱ったままになるため、すぐにゆがみが戻ってしまう懸念があるからです。
そうした理由から、痛みやゆがみが出ていても、筋肉がしっかりしている方なら、痛みやゆがみを改善する腰痛施術として整体をお選びいただけます。
逆に不向きといえるのは、ヘルニアや脊柱管狭窄症と言った基質的疾患をお持ちの場合です。
結論としては、現状ケガなどしておらず、腰痛予防の一助として検討されている方には、整体は安心してご利用いただけます!
腰痛に関するQ&A
Q. 腰痛によく効くストレッチ方法は何ですか?
A. 緊張した筋肉をほぐすストレッチが有効的です。
筋肉の緊張が和らぎ、可動域が広がり、腰椎への負担を軽減できます。
「腸腰筋のストレッチ」や「脊柱起立筋のストレッチ」がおすすめです。
Q. 腰痛の原因は何ですか?
A. 腰痛の原因は様々ですが、最も一般的な原因としては、筋肉や靭帯の緊張、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などが考えられます。
まず、身体の状態を確認し、根本原因を見極め、症状改善を図りますので、ぜひ一度ご来院ください。
Q. 腰痛になったのですがお風呂は入れますか?
A. 38~40度のぬるめのお湯をいれ、みぞおちぐらいまで浸かるようにしましょう。
おすすめの入浴時間は、20~30分程度です。
Q. 腰痛の改善には腹筋を鍛えればいいと聞いたのですが、本当ですか?
A. 改善の効果は期待できます。
腹筋が低下することで、姿勢不良になり、腰痛の原因になりえることがあります。
腹筋を鍛えることで、正しい姿勢になり、脊柱や関節への負荷を均等に分散し、腰部の安定性を向上させることができます。
Q. ぎっくり腰を再発しないためにはどのようなことに気をつけて生活すればよいですか?
A. 「座り続ける時間を減らす」「お風呂で身体を温める」「普段から運動を行う」を意識して生活しましょう。
Q. 腰痛の施術を受けるときどのような服装で行けばよいですか?
A. 動きやすい服装でお越しいただければと思います。